帰宅困難者になったら?72時間 をどう過ごす。持ち運べる防災ポーチも紹介

2011年3月11日14時46分18秒に発生した東日本大震災。地震・津波は東北地方を中心に甚大な被害をもたらしました。

帰宅困難者になった時、72時間がカギ

震度5強を観測した東京都では、鉄道や道路など交通機関が麻痺し、多くの人が帰宅困難者になりました。2012年4月に東京都が公表した首都直下地震等の被害想定によれば、(※1)帰宅困難者は517万人に及ぶそうです。東京ドームの収容人数が5万5千人ですから、約100倍です。

東京ドームの収容人数の約100倍の帰宅困難者

コンサートに行った事がある人は想像つくと思いますが、座席のブロック毎に規制退場しますよね。早く自分のブロックエリアがアナウンスされないかなと思うことがありますが、東京ドームの観客が一斉に帰宅したら、出口はもちろん最寄駅や近くの施設などの大混雑が予想されます。

同様に、災害発生時も一斉に大勢の人が駅や道路に殺到したらどうなるでしょうか?主要な交通網がストップしているとなれば、道に人が溢れかえってしまいます。

72時間安全な場所に留まる

救命のデッドラインは72時間と言われています。帰宅困難者で溢れかえった道は、救急車や消防車の進行の妨げになり、人命救助の足枷になります。

また、せっかく助かったものの、余震や群衆雪崩れに巻き込まれて大怪我あるいは圧死という二次的被害も。

(※2)そのため東京都では、リスク回避のため、むやみに帰宅するのではなく、学校や職場など身の安全を確保できる場所に、72時間留まることを推奨しています

帰宅困難者になる前に準備できること (個人編)

1.会社や学校で防災訓練の実施。

2.防災マニュアルを従業員同士で周知・共有。

3.家族との連絡手段を複数確保、災害用伝言ダイヤル(171)の事前確認。171については以下の記事で紹介しています。

4. 非常口を確認する習慣

5.デスクや家具を固定(企業&個人)

6.会社から自宅まで帰路を確認

7.徒歩帰宅に備え、運動靴を置いておく。

8.常備薬をストック。

8.食品の備蓄

9.防災ポーチの活用

弊社では、職場や学校に置いておける持ち運べる防災セットの販売をしております。携帯用トイレから、火災用の煙よけシート、停電時のライト付きホイッスルペンなど、コンパクトながら役立つアイテム12点です。

いかがでしたか?たとえば、職場から自宅までを徒歩で帰宅してみるなど、日頃より災害時のシミュレーションを行うことで”もしも”の時に役立つかもしれません。

また商業施設や電車内など様々な場所で災害に遭遇することが考えられますが、揺れが収まったら一時滞在施設に避難するなど移動が必要になるケースもありますので、状況に応じてベストな行動を取れるよう念頭に入れておいてくださいね。

参考:(※1) 「東京都の新たな被害想定について 首都直下地震等による東京の被害想定」 (PDF 3.4MB)

(※2) 東京都帰宅困難者対策 ハンドブック